産前・産後のケアに

十全大補丸（じゅうぜんたいほまる）は、漢方薬の1種です。
10種類の生薬から構成されており、その名の通り、気（元気）と血（血液）を補い、全身の働きを活発にする働きがあります。

十全大補丸には、ジュクジオウ（熟地黄）、トウキ（当帰）、ビャクシャク（白芍）、オウギ（黄耆）といった生薬が配合されており、気と血※へ栄養を補給。「脾」（消化器系全般）を強化することで、発汗を伴うめまい、手足の冷えの改善につなげます。

十全大補丸の主な効果・効能は、以下のとおりです。

具体的には、以下の症状に効果が期待できます。

十全大補丸は、比較的副作用の少ない漢方薬ですが、以下のような症状が現れた場合は、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

・腹痛
・下痢
・便秘
・吐き気
・嘔吐
・発疹
・かゆみ
・むくみ

十全大補丸の服用方法は、通常、1日3回、食前または食後に1包を水かぬるま湯で服用します。ただし、症状や体調に応じて、服用量や服用頻度を調整する場合があります。

十全大補丸は、漢方薬を取り扱う薬局やドラッグストアなどで購入できます。また、インターネットでも購入できますが、購入の際には、必ず成分や用法・用量をよく確認してから購入するようにしてください。

女性の出産後の体力低下にも対応します。
女性は出産をした後、産褥期に悪露（粘膜や血液、リンパ液など）が排出され、その様子は子宮回復の目安ともなります。
十全大補丸が持つ体液のめぐりを向上させる働きは、産後の回復にも大きな役割を果たします。
普段からの不調に対してはもちろん、出産を控えている方、出産後の悩みを抱えている方も、十全大補丸をお役立てください。

産前・産後のケアに

十全大補丸（じゅうぜんたいほまる）詳細