冬でもUVケアは重要!

夏ばかりじゃなくて、冬にも紫外線対策が必要…と、よく耳にしますよね。
なんとなくそんな気がするし、必要なんだなぁと思ってるだけで、何もしない人は多いんじゃないでしょうか。
対策しなくてもいいのか、それともした方がいいのか見ていきましょう。

夏と冬で違う紫外線

夏の紫外線と冬の紫外線、何が違うかというとオゾン層の通過時間です。
それによって、日差しが違って感じるということなんですね。
そもそも紫外線には3つの種類があります。
UVA、UVB、UVCの3種類で、A波、B波、C波という波長の違いです。
UVAは皮膚の奥深くまで届いてしまい、活性酸素を作り出します。
シミやシワなど肌を老化させる原因になります。
夏に多くなるUVBは、皮膚表面の炎症を引き起こします。
活性酸素を作り出し、日焼けやシミの原因になってしまいます。
UVCはオゾン層によって吸収され、地表にまでは届きません。
万が一届いてしまうと、皮膚組織の細胞が破壊されてしまい、大やけどを起こしてしまうといわれています。
オゾンホールが問題になっているのは、このためなんですね。

 

 

冬場の紫外線


注意すべきはUVAとUVBだということが分かりました。
どちらも気をつけなければいけないのですが、冬場に特に気をつけたいのがUVA。
UVBは夏の多い時期に比べると冬は20%程度になります。
でも、UVAは11~12月でも夏の30%、1月あたりから増え始め2月には夏の80%もあります。
また、UVAは窓ガラスを通過して、家の中にまで降り注いでくるんです。
ポカポカして気持ちがいいといって、窓際で昼寝してしまうのはNGですよ。
知らず知らずのうちに肌にダメージを与えてしまうUVA、気をつけたいものです。

冬の紫外線対策


冬の紫外線対策を紹介します。
・外出時には、日焼け止めを塗る。
 日傘などで対策しても、地面からの反射で紫外線を浴びてしまいます。
・冬のレジャーであるウィンタースポーツを楽しむときには、要注意。
 雪面の紫外線反射率は80~90%もあるので、ダブルで紫外線を浴びることになってしまうからです。
 真夏同様の紫外線対策が必要になります。
・紫外線の多い時間帯は昼間の10時~14時とされているので、この時間の外出は極力避ける。 避けられない場合は、日焼け止めを塗る。
・ビタミンCを取る。
 肌のダメージ回復を手助けしてくれます。
・室内にいても窓際からはなれ、日差しを浴びないようにする。
・保湿をしっかりとおこなう。
 冬はお肌が乾燥しています。
 乾燥した肌はバリア機能が低下するので、紫外線の影響が強まります。
 紫外線を浴びることで、さらなる乾燥も引き起こしてしまうので、保湿ケアを忘れずに。
やっぱり紫外線には1年中気をつけた方がいいみたいですね。
最後になりますけど、紫外線量というのは、紫外線の強さに時間をかけたものです。
冬場の弱い紫外線でも、長時間浴びることで、真夏に短時間浴びたことと同じになってしまうということを覚えておいてください。
紫外線の刺激や、乾燥はお肌の老化の原因にもなってしまいます。
いつまでもきれいな肌でいるために、冬でもしっかりと紫外線対策しましょう。

 

 

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